「なんかしらんけど」になれなくてもいい

だって

やっぱり「なんか知れんけど」って

ことなんだからね結局は！

なんか知らんけどって

そうは言っても苦しいんだってば！！

そういう思いをずっとしてきて

だからそんなのんきなこと言ってらんない！って

いらだってた

いらだつ自分がいやだった

いやだとおもうことがいやだった

楽に　なりたかった

すべては

早く　楽になりたかった

楽になる方法は　苦しい思いの原因の

人やモノや出来事であるから

あいつがこうしてくれれば

あれがこうなってくれれば

こんなこと起きなければ

そう願うのは

「楽んなれる」と思ってるから

「楽になりたい」のに

その原因を通す必要はないんだ

そこから別のところで考えて

何をしていると楽しかったか

どんなとき　ほっとしていたか

あの人が一緒だったから

楽しかったんだもの

あれがなければ楽しかったんだもの

そう思うこともそれでよし

そう思っていて

あの人と一緒だったそのことは

ひとりでは　楽しくなかったのかなぁ

そしたら

ひとりでも楽しいな美味しいなって

思うことも　なんかありそうだ

何を食べたら美味しかったかな

何を見たら笑ったかな

ちょっとずつ

苦しい原因はよこに置いといて

自分は　これが好き

自分は　あれが面白い

自分は　それが楽しい

そんなことがあるはずだ

「なんか知らんけど」それでいいじゃん

自分は

「なんか知らんけど」これでいい

なんか知らんけど　そうなんだから

今　この自分は

苦しかろうと

悲しかろうと

なんか知らんけど　満点な自分だ

心屋仁之助のなんか知らんけど人生がうまくいく話 （王様文庫） [ 心屋仁之助 ]

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