今にしか存在しないのに「良し悪し」などない

「今住んでるところは　良すぎだな」

ときいたときに

それまで感じなかった違和感があり

「良すぎで何がいけないの　どこからが良すぎなの」

と言っていた

来年は定年だからこんないいところに住めない

配偶者はそう言いたかったらしい

「来年は定年なんで　どこにいるかなぁ」と

今の場所が「良すぎ」て気に入りすぎているからこそ

そんなことを言うのだと思った

けど

「そんなもの　その時になってから考えてくれ」と

黙って聞いてて同意見と思われたくなかった私は

そう言い放った

ここが良すぎだから　定年になるともう経済的にも

住めないだろう

という

今に無関係なマイナス思考で予防線を張った発言

それ系の　先の心配することができる大人っていう

思い違い観念を

相手が誰だろうと　もう聞きたくないし

それに関して同意と思われたくない自分

ものごとに　良いも悪いもない

それを決めてるのは自分自身の

これまでの経験とか知識とか思い込みとか

とにかく　自分自身が好き勝手に

その物事に関して　良いとか悪いとか決めてるだけ

自分以外の人にはまったく関係ない

だから

「良すぎ」「悪すぎ」の定義も自分だけのもの

というか

そんなもの　ない

どこからが「良すぎ」なのか

どこまでが「悪すぎ」なのか

私は「良すぎで全然いいじゃん」と言っていた

そう思った

「良すぎ」の定義がわからないけど

それの何がいけないんだろう

今しか存在しないってこのことだって痛感

だから「良すぎ」も「悪すぎ」も

比べる必要もない

ここがいい場所だなぁ　

ここに来れて最高に良かったなぁ

で　よくない？

それで　楽しく過ごせばいいだけじゃん

何も先の不安をわざわざ探してきて

でも　定年後はなぁって思う時間が　超　むだ！！

今こんなに気に入った場所にいて

嬉しいんじゃないの？

どうして　今楽しいと　先の不安を引き合いに出して

しょんぼりしなきゃならないの？

そんななら　今すぐ　ここから出て

気に入らない場所で生きればいいじゃんか

今の自分に失礼でしょ

せっかく　気に入って嬉しくていい気分でいるのに

わざわざ　先の不安でがっくりさせるなんて！

その不安が今必要なら　「良すぎ」で先が心配なら

「悪すぎ」の場所に行けばいい

私は　ここにいる楽しい時間をずっと喜んで生きるよ

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